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ルパンクラリスその後は?結婚して子供ができたのは本当?

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1979年に製作・公開となったルパン三世 カリオストロの城は劇場用映画版第2弾となり、宮崎駿監督の初監督作品の名作アニメです。

ドラマチックな演出やレイアウト手法は後にアニメ界に多大なる影響を与えたといえます。

魅力的なキャラクター達の活躍は今なお名場面や名言を語り継ぎ夢を与えました。

興行収入は、約6億円、日本で40年経った2019年に、フランスでも上映されたのです。

「ルパン3世カリオストロの城」はルパンとクラリスという美少女のロみどころです。

ルパン クラリス その後がとても気になります!

結婚して子供ができたという話は本当?

疾走感溢れるカーチェイスや銭形警部や次元らの名言等、名場面が随所に見ることができますが、今回はルパンクラリスその後にフォーカスしてみましょう。

さらに彼が結婚して子供ができたって本当かの真相に迫ろうと思います。

 

ルパンとクラリスその後はどうなった?

残念ながら二人は惹かれあいながらも別れてしまう決断をくだすのです。

何とも切ないストーリーです。

彼によってクラリスは救出されたんですが、別れの時はやってきます。

去り間際にクラリスの額にキスをし、彼女の元を離れていってしまうのです。

キザでかっこよい彼の人間性が出ていますね。

 

エンディングはドナマチックな名シーン

次元も彼女との出会いを隠すルパンに技をかける一言でこう言っています。

「ひとりでかっこつけて悩むんじゃねえ、ホラ言え!」仲間思いですよね!

クラリスは彼らについて行くことを望みますが、ルパンは葛藤しながらも彼女に留まるよう諭すんです。

その時の彼女の言葉が切ない!

「私も連れてって、泥棒はまだできないけどきっと覚えます。

私、私、お願い一緒に行きたい」

でもあえてルパンはこう言うのです。

「馬鹿な事言うんじゃないよ!また闇ん中へ戻りたいのか?

やっとお日様の下に出れたんじゃないか。

な、お姉さんの人生はこれから始まるんだぜ?

俺のように薄汚れちゃいけないんだよ。

あっそうだ!困ったらいつでも言いな!

おじさんは地球の裏側からでもすっ飛んできてやるから!」

駆け付けた銭形に彼女は答えます。

“何もルパンは盗んではいない、私の為に戦ってくれたの”と擁護するクラリスに対して、ルパンを追ってきた銭形は、ルパンはあなたの心を盗んだのではないかと言い当てます。

目を輝かせて彼女は「はい」と答えます。

ルパンってかっこよい!!

ふたりはお互いに惹かれながらも別れてしまう結末を迎えます。

 

切ない銭形警部

ルパンは怪盗であり、それを追うのが銭形警部の仕事。

そんな銭形もルパンに心を奪われた一人といえるのではないでしょうか?!

だからこそ出た名言なのでしょう。

ふたりの何とも言えない絆を感じざるを得ません。

まさしくこのストーリーではクラリスのハートをルパンは盗んだといえるでしょう。

むろん銭形警部も、彼女とは違う意味でルパンに心を奪われた1人といえるでしょう。

ルパンだって、連れて行ってほしいと泣かれればものすごく動揺することでしょう。

追い打ちをかけるように、次元にも「いい子だったなぁ。 お前、残ってもいいんだぜ?」って言われちゃいます。

そこに峰不二子が登場するというわけです!

そして、いつものルパンとなって峰不二子を追いかけていくシーンに・・・

絶妙なタイミングで不二子を登場させますよね!

 

世界の宮崎駿はすごい

宮崎駿ってめちゃくちゃ切なく粋な大人のシーンを作ったんですよね。

登場人物それぞれの心温まる言葉や名言がちりばめられたまさに名作ではありませんか!

そしてルパンの気持ちを理解している仲間のセリフがそれぞれにかっこいいではないですか!

いつかきっと再開できると希望を抱きつつとお別れすることになります。

エピローグでクラリスはこうつぶやくのです。

「ずっと昔にあの方に会ったような気がするの・・・ルパン・・・またきっと」と。

何とも意味深な言葉です。

 

クラリスの魅力に注目

今回登場するクラリスはフィギアも出回るくらいの非常に高い人気を誇っています。

宮崎駿監督の当初の構想では、活動的なタイプのキャラのつもりで峰不二子を出さずにする考えのようでした。

しかし、製作会社はそれを阻止。

峰不二子は何が何でも出すんだと、クラリスのキャラを静かでおとなしいキャラに変更せざるを得ませんでした。

クラリスはカリオストロ国の亡き大公の娘として登場してきます。

幼少時には重傷をおったルパンうを救うシーンもあります。

父亡き後、伯爵に結婚を迫られ、花嫁姿で逃げている最中にクラリスはルパンと再会。

ラストのシーンは警部銭形に追われたルパンが、クラリスから去るというシーンになります。

怪盗ルパンであるにも関わらず、お金よりも女性の救出を優先するなんて男前すぎるでしょう!

日頃は女好きなルパンが、時折みせるかっこよさ!

女性のみでなく男性にも強く響くんじゃないでしょうか。

そんなルパンの人間味こそが名シーンや名言を生み出している要因と思われます。

もちろん『カリオストロの城』でも名シーンや名言がたくさん生まれました。

 

ルパンとクラリスは結婚して子供ができたのは本当?

今回宮崎駿が作り出したストーリーにはアルセーヌ・ルパンの『カリオストロ伯爵夫人』の作品のような物語の展開はありませんでした。

実はこのアニメは「アルセーヌ・ルパン・カリオストロ伯爵夫人」 の小説を意識して作られたんです。

 

ルパンとクラリスは授かり婚

そこでは二人の子供を儲けています。

ここで興味がわくのは小説のアルセーヌ・ルパン。

作者はモーリス・ルブランという人で、作品名は「カリオストロ伯爵夫人」です。

その中に最初のルパンの妻クラリス・デティーグが出てきます。

偶然にも年齢は18歳。

若干20歳のアルセーヌ・ルパンは、年上のカリオストロ伯爵夫人の愛人になり、泥棒のやり方を習う一方、美少女クラリスにも恋をし、結婚をし、子供を生ませます。

つまり二人の間に子どもがいるということになります。

しかし、その時に生まれた女の子はすぐに死んでしまい、その直後に男の子が生まれます。

この子がジャンです。

ジャンを生んだ直後にクラリスは死んでしまい、ジャンもカリオストロ伯爵夫人に誘拐されてしまいます。

二人が再開するのは20年以上後の「カリオストロの復讐」の時。

その時に現れる青年が本当にジャンなのかどうかは不明なのですが・・・

何とも奥深いストーリーですね!

それが40年余りたっても廃れない名作として継がれている所以なのでしょう!

 

まとめ

ルパン クラリス その後はどうなったのか、結婚して子供ができたのは本当なのかについて検証をしてみました。

ルパン クラリス その後はどうなったかについては、2人は惹かれあいつつ決別したという、何ともロマンに満ち溢れた結末となりました。

結婚して子供ができたのは本当なのかについてはこの「ルパン三世 カリオストロの城」のストーリーには展開されませんでした。

モーリスの小説にはルパンの最初の妻としてクラリス・デティーグで18歳の可憐な少女が登場しますが、そこではルパンとの間に二人の子供を儲けています。

「ルパン三世 カリオストロの城」は様々な登場人物のこころ温まる言葉がチリばめらた名作といえそうです。

カリオストロ公国のシンボルのカリオストロ城のモデルは、ドイツのリヒテンシュタイン城で、ドイツ南西部のバーデン・ヴュルテンベルク州に位置します。

リヒテンシュタインお城は、シュヴァーベンアルプの森に囲まれており断崖に建てられており、あまりの美しさから妖精の城と呼ばれました。

シチュエーションといい、ストーリーといい、隠された秘話といい全てにおいてアニメーション史上に燦然と輝く名作アクション・エンターテイメントといえるでしょう!

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