NHK連続テレビ小説「らんまん」は神木隆之介さん演じる主人公の槙野万太郎の物語です。
万太郎の通う東京大学の田邊教授が、学生間で「ユーシー」と言われちゃっています。
田邊教授のユーシーとはいったい何なんでしょうか?
牧野富太郎は実際にいた人物なのですが、田邊教授のモデルは実際には誰か実在人物がいたのでしょうか?
今回はらんまん田邊教授のユーシーとは何なのか、そして田邊教授の実在モデル誰かを調査してご紹介します。
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らんまん田邊教授のユーシーとは
(;´∀`).。oO(藤丸くんらが田邉教授をユーシーと呼ぶの何で?ユニバーシティ?と思ってたんだけど、そうか、口癖か。謎が解けた。ありがとうございます)#朝ドラらんまん https://t.co/Psn0Ni5fyO
— MIRLIN(みるりん) (@miryuses) July 3, 2023
学生の間で陰で「ユーシー」と呼ばれており、陰性感情を持たれているようなんです。
要潤さん演じる田邊教授は西洋かぶれしており、授業も英語で生徒たちを見下すような口調。
学生の間でのあだ名が「ユーシー」といわれているのは、田邊教授の口癖「You See?」=「わかってるのか?」に表現されているように、生徒たちをまるで見下している田邊教授の態度が表れていますよね。
西洋かぶれで「UC」というとらえ方もあると思います。
なんて上手くあだ名をつけたんでしょう!
東京大学に万太郎が初めて行った時に、唯一田邊教授だけが万太郎に味方をしましたが、その時の助教授はじめ学生たちの怪訝そうな顔が印象的でした。
田邊教授だけが万太郎を東京大学に受け入れてくれたので、てっきり万太郎の唯一の理解者だと誰もがその時に思たんではないでしょうか?
先見の明があって、わかる人だ!
とその時はすっかりいい人だと思い込んでしまいましたよね。
しかし、田邊教授がアップで映された際に、今後に何かしら暗雲が立ち込める予告音ともいえる雷鳴が鳴り響きました。
えっ?!この人いい人じゃないのかも?と少しは頭をよぎりましたが、まさかこのような展開になるとは。
田邊教授が万太郎に「私のものになりなさい!」
今まで自宅に招き入れたことがない教授が、万太郎夫妻の結婚のお祝いといって二人を自宅に招待しました。
絶対に何か企みがあるって誰しも感じましたよね!
そこで万太郎と2人きりになった時の言葉が「私のものになりなさい」です。
出ました!
万太郎に「プラントハンター」ですって。
万太郎も信じきっていた人からの言葉に耳を疑ったに違いありません「ガ~ン」と大ショックだったでしょう。
SNSでも「手柄横取り」がトレンド入り。
部下の手柄は自分の手柄なんて田邊はそうとうな策士!それはないわぁ~
ホント怖っ!
ユーシーって何?って思ってたらタナベ教授のことなのね。 ユーシー悪っ!
You see?と学生によく言ってるので、あだ名までつけられてしまってるw
田邉が学会誌は自らの発案なんて言っちゃって、きな臭くなってきた。万太郎の手柄を横取りしようとする悪い奴。
田邉教授のYou see・・・ 多分あなたは知らないと思うけどという意味合いを含めて話し始めることば。 いいですか~的な。 あだなになる程 鼻に付くと言うことか。教授の 人となりがわかるな。
らんまん田邊教授演じる要潤も本音をポロリ
要潤さんは今回田邉教授を演じていますが、四国のご出身です。
田邊教授は重要な役でもあり、インタビューで気合を入れて取り組んだそうです。
放送直後の『あさイチ』に要潤さんが出演されました。
博多華丸から「我々は助教授寄りになったという現状なんですが?」と話を振られると、「僕も助教授寄りですね」と笑って答えられました。
要さんのコメントがキュートじゃないですか。
さすが役者さんです。
いやな役でもはまり役のように演じてしまう要さんもステキです。
悪役を演じるのも大変ですよね。
ホウライシダの花言葉って?
14章の「ホウライシダ」の章では以上のように、いろいろな展開が起こりました。
ホウライシダは海岸や川岸の崖や石垣に生える植物です。
今では観葉植物アジアンタムとしてよくおしゃれに飾られていますよね。
花言葉は天真爛漫、無邪気、無垢、繊細。
こんな素敵な花言葉だったんですね。
まるで万太郎夫妻のことを表しているように感じます。
妻寿恵子演じる浜辺美波さんのコメントです。
脚本を書かれた長田育恵さんともお話をさせて戴き、夫を支えるひたむきな妻、という姿のみにかぎらず寿恵子さんが植物のように根を強く張りたくましい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けていけたらよいなと思っております。 引用;NHK浜辺美波コメントより
以下は万太郎演じる神木隆之介さんのコメントです。
浜辺美波さんと聞き、純粋に嬉しかったです。心から信頼を寄せていますし、万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていきたいです。なによりも心強いスタッフの方々と、笑顔を届けられるように根を張り頑張ります。 引用;NH神木隆之介さんKコメントより
寿恵子が万太郎に教授と2人きりでどんなお話をしたのか尋ねたました。
万太郎は「わしは岩に穴を開けるしかなかった」と暗い面持ちで返答しました。
その時の寿恵子の返答が素晴らしい!!
「岩に見えるようでも軽焼きかもしれないですよ」
「万太郎さんは笑っていないと力が出ないと竹雄さんからきいていますから」
その言葉で、彼の表情がパッと明るく変わります。
寿恵子の内助の功や彼を励ます力が素晴らしすぎです!
岩を軽焼きに例えて障害を乗り越えていく強さ、見習いたいです。
歴史に名を遺す方の奥さんって、一緒に冒険を楽しむという度量も必要なのかなと感じさせられます。
寿恵子は冒険をしたかったと言っていましたしね。
一緒にときめきを感じながら乗り越えていく二人の人生素晴らしいです。
一方田邉教授がシダ科の植物を最も好む理由を妻に明かしています。
その理由は、シダは花もつけなければ種もつけないが、花をつける植物よりもずっと前の古来からいる植物だから。
手柄横取りの気持ちが見え見えですよね((+_+))
万太郎には、いち早くご自身で図鑑を出版してほしいものですよね!
どうやって二人がこの窮地を乗り切るのか楽し見ですね。
らんまん田邊教授の実在モデル誰?
実は田邊教授には実在したモデルの人物があるのです。
矢田部良吉氏、新進気鋭の植物学者だったと言われています。
矢田部良吉氏ってどんな人なの
彼はアメリカのコーネル大学に留学して植物学を修めた後に帰国。
明治10年(1877)年、東大発足と時を同じくして教授になっています。
彼の前に土佐出身の無名の青年が出現したわけです。
教室や研究室の出入りや、標本や書籍の閲覧を許可したとの伝説が残っています。
ドラマと同じく牧野氏にひじょうに興味を抱いたんですね。
〈東京大学の植物学教室には、3人の先生がおり、ひじょうに自分を歓迎してくれた。土佐の植物の話等は、皆に面白く思われたようで、教室の本や植物の標本を見る許可が出て、厚遇を受けた。 引用;牧野富太郎自叙伝
らんまんの田邉教授と矢田部教授と同一人物のようですよね。
ただ彼がらんまんのドラマにでてくるような圧を万太郎に対してかけたかどうなのかはわかりません。
らんまんはドラマですし、ちょい悪役が登場すると主人公を応援したくなっちゃう心理が働きますよね。
まとめ
らんまん田邊教授のユーシーとはどういう意味で、実在モデル誰かをご紹介してきました。
田邊教授のユーシーとは「You See?」「UC」と上から下を見下すような田邉教授につけられたあだ名であり、西洋かぶれしているところからつけられたものであることがわかりました。
実在モデルは誰かを調査したところ、矢田部良吉教授という人物が実際におり、東京大学発足と同時に教授となった新進気鋭の植物学者であることがわかりました。
らんまんは実在する人物の一途に植物を愛した牧野富太郎という人物の生きざまやそれを支える人々の心温まるストーリーです。
朝ドラにふさわしく、一日のスタートに元気や暖かいハートや頑張る気持ちを届けてくれるドラマだと思います。
これからのストーリーの展開も楽しみですね!